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TEL.0576-23-2222

〒509-2292 岐阜県下呂市森2211番地

認定看護師紹介


皮膚・排泄ケア

 皮膚・排泄ケアは英語で"WOC"と表記されます。Wは床ずれなどの治りにくい傷(慢性創傷)をもってみえる方のケア、Oはストーマをもってみえる方のケア、Cは失禁のある方のケアを表しています。いずれも「スキンケア」というキーワードに関連しています。
 私は2009年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、褥瘡(床ずれ)外来やストーマ外来の担当者として、外来・入院患者さんのケアに関わってまいりました。2022年に創傷管理関連の特定行為研修を修了し、現在は皮膚・排泄ケア特定認定看護師として活動しています。
 看護師特定行為とは、厚生労働省が定める38の医療行為のことです。特定行為研修を修了することで、医師の指示(手順書)により、看護師の判断で医療行為を行うことができるようになります。
 私が修了した創傷管理関連の特定行為とは、血が通わなくなった皮膚を取り除いたり、なかなか治らない深い傷に対して「局所陰圧閉鎖療法」という特殊な治療を行うことです。これからますます高齢化が進み、在宅医療が重要視される社会で、この能力を活かし、在宅で過ごしたいという患者さん、療養者さん、ご家族の助けになることができれば、と考えています。

 2019年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、主に外来でストーマケアや褥瘡に関わらせていただいております。また2019年度から排尿ケアチームを立ち上げ、排尿自立や排尿ケアに取り組んでいます。
 排泄障害がありながらも社会的に自立した生活が送られることを「ソーシャルコンチネンス」といいます。排泄は私たち人間にとって必要不可欠であり、生命、生活の質に関わってきます。
 「ソーシャルコンチネンス」を目標として病院・地域で排泄ケアを普及できるように、排尿ケアチームで取り組んでいます。

緩和ケア

 緩和ケアとは、重い病を抱える患者さんやそのご家族一人ひとりの身体や心などの様々なつらさを和らげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアです。
 多くの医療従事者と協力しながら、重い病気に伴うさまざまなつらさを和らげるためのお手伝いをしています。
 地域の皆様が住み慣れた故郷で最期まで自分らしく生きることを支援するために、病院内外の緩和ケアの充実に取り組んでいます

脳卒中

 高齢化や生活習慣病の増加により脳卒中は増加しており、介護が必要となった方の原因の約4割は脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)が原因です。
 脳卒中を発症した患者さんや家族に対して、急性期では患者さんの状態を十分観察し、筋力低下や肺炎、褥瘡などの予防と栄養状態を整え、リハビリができる体力作りを行うとともに、基本的な日常の動作が自立できるように働きかけを行っています。
 回復期では引き続き日常生活動作の拡大を目指し、患者さんが地域で生活できるよう、リハビリスタッフや医師、ソーシャルワーカー等、他職種と協働・連携して支援を行っています。
また、外来では脳卒中の発症や再発予防について患者さんや家族に指導を行い、一人でも多くの方が脳卒中にならないよう活動を行っています。


感染管理

 病院内の感染管理を担当しています。病院内にはいろんな理由で感染症にかかりやすい状態の人がたくさんおられ、感染予防対策が必要です。
 医療・ケアを提供する私たちも、受けられる患者さんも、協力してくださるご家族も、一番大切な感染予防対策が「手指衛生(手洗い)」です。
 手洗いは、水資源が豊富な国土で、きれい好きな私たち日本人が、もともと持ち合わせている衛生習慣です。
感染予防のために【いつでも、どこでも、だれでも、手指衛生!】をすすめてまいります

 病棟スタッフと感染管理認定看護師を兼任して活動しています。
 感染症は身近な疾患ですが、免疫力が低下した患者さんの生命をおびやかす原因のひとつとなりえます。
 下呂温泉病院を利用される患者さん・ご家族・訪問者の方々はもちろん、現場で働く全ての人が、正しい知識で感染症を予防できるように専従の感染管理認定看護師と協力して努めていきます。

認知症看護

 認知症とは、いろいろな原因によって脳の障害がおこり、生活に支障が出ている状態をいいます。高齢化の進展とともに認知症の人は増加し、関心を持たれる方も多いと思います。しかし、「認知症になると何もできなくなってしまう」などのスティグマ(負の烙印)も存在します。
 認知症を早期に発見し治療を行うためには、本人やご家族、地域の人々が認知症を理解し、受け入れることが大切です。認知症が受け入れられ、認知症になっても尊重され、その人らしく生活できる地域を目指して活動を行っていきます。




部署紹介

西3階

 回復期リハビリテーション病棟は、自宅に帰るためにリハビリ訓練を行っています。リハビリ技師と行うだけがリハビリではなく、日常生活全てがリハビリです。私達看護師は患者の残存機能や、できる日常生活動作を活かして、訓練を立案し援助を行っています。また、看護師だけでなく専属の医師、リハビリ技師、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師と協力し、患者とその家族が安心して退院後の生活が送れるように調整しています。

東3階

 東3病棟は、「地域包括ケア病棟」として、病気の治療がほぼ終了した後、 在宅や施設に安心して退院していただけるよう支援しています。患者さん・ご家族と退院後の生活をイメージしながら、日常生活への援助と共に、生活に必要な社会支援の検討、必要なリハビリテーションの実施など、医師・看護師・リハビリテーション技師はじめ多職種で協力して、安心な退院後の生活実現に向けてバックアップできるよう協力しています。
 また、産科・小児科の入院も担当する病棟であり、助産師・看護師で協力して、妊娠・出産・産後の子育て支援と継続した援助を行っています。
 「いつも笑顔を絶やさない、明るい雰囲気とチームワーク」で、各世代の方々のサポートを行っています。

西4階

 急性期の治療が終了し、病状が安定したものの、すぐにご自宅や施設等での療養に移行することに不安がある患者さんに対して、安心してスムーズに在宅に復帰していただけるよう、医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー等が協力して、在宅復帰に向けたサポートをさせていただきます。

東4階

 東4階は地域包括ケア病棟です。
 急性期医療を経過した患者さんや、在宅において療養を行っている患者さんを受け入れ、その在宅復帰支援等を行います。私たちは、地域のスタッフと連携して地域包括ケアシステムを支える役割を担います。また、高齢の患者さんにやさしく、満足いただける看護を提供します。

西5階

 西5階は外科系の急性期病棟です。主に脳外科・整形外科・外科・口腔外科の患者さんが入院されています。緊急入院・緊急手術も多い病棟ですが、患者さんが合併症を起こすことなく、一日でも早い回復を願って看護を行っています。短期間で退院や地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟へ転棟されることが多いですが、安心して入院生活が送れるよう、患者さんやご家族との関わりを大切にしています。
 スタッフは、みんな優しく、明るい元気な病棟です。

東5階

 東5階病棟は、内科全般の急性期病棟です。看護師2〜3人で患者さんの看護を行うPNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)により日々の看護を行っています。急性期病棟のため展開が早くまた緊急入院も多いですが、患者さんが安心安全に治療や検査・療養生活が送れるよう努めています。 病棟一丸となって思いやりの気持ちと笑顔で挨拶を心掛け、日々の看護に取り組んでいます。

中央手術部・中央材料部

 当部署では、10名のスタッフで、外科・整形外科・歯科・産科・婦人科の手術と、院内の材料や器具の洗浄及び滅菌を行っています。帽子、マスクを着けているので目だけしか見えませんが、笑顔と丁寧な対応を日々心掛けています。また、術前訪問を行い患者さんがより安心して手術に臨めるように看護を行っています。優しく暖かい看護師が皆さんの手術をサポートしますので、是非会いに来てください。

人工透析センター

 透析センターでは、約60名の維持透析療法を行っています。
 1人1人の透析患者さんに応じた支援を心掛け、日々医師・臨床工学技士・看護師が共同で、安全で快適な透析環境の提供に努めています。
 また、I-HDF(間歇補充型血液透析濾過)を導入しました。間歇的に補液を入れることで患者さんの身体に優しい透析を実施し、透析後の疲れを最小限にしようと取り組んでいます。
 働きながら透析治療を続けていただけるよう夜間透析や仕事、旅行で訪れる方の臨時透析も受け入れています。

総合健診センター

 「予防は治療に勝るもの
      年に一度は健康診断を受けましょう」
 健診はご自身の身体を定期的に点検して、その結果、生活習慣を見直し、予測される病気を遠ざけることを目的としています。万が一病気が見つかった場合でも、早期の段階で対処できる意義があります。
 当院では皆様のご希望にお応えできるよう、様々なオプション検査を取りそろえています。2022年からは循環器内科の西垣和彦先生をセンター長に迎え、「心臓血管コース」「無料心臓相談窓口」を開設しました。
 ご自身の健康管理について、ちょっとした疑問や不安に思われることなど、お気軽にご相談ください。


地域連携室

 地域連携室は、どなたでもすぐに相談の対応ができるように病院の正面玄関の近くにあります。地域連携室では医療相談と入退院支援を行っています。
 医療相談では、看護師と社会福祉士が在中し外来・入院患者さんやご家族からの病気に関する相談・経済的な相談・職員に対する意見要望などの対応をしています。
 入退院支援では、他病院や介護施設、福祉に関わる多くの機関の窓口となっています。入院患者さんが住み慣れた地域で生活できるように、また在宅への退院が困難な場合は、自宅に変わる生活の場に帰る事ができるように、必要な調整を専任の看護師・社会福祉士が相談を受けて対応しています。お気軽に相談してください。

外来Aブロック

 外来Aブロックは小児科、産婦人科、眼科、歯科口腔外科の4科があります。
 コロナ渦においては小児科の発熱外来も実施しています。来院される患者さんやご家族の不安や心配事に耳を傾け、少しでもお力になれるよう日々精進しています。生活上のご相談、外来へのご意見などありましたら、お気軽に声をかけてください。

外来Bブロック

 外来Bブロックは外科、整形外科、脳外科、泌尿器科の4科があります。
 経験豊富な看護師がローテーションで各科を担当しています。患者さんやご家族が安心して通院治療ができ、少しでも快適に日々の生活を過ごせるよう日常生活を支える看護を心がけています。お困りのことがあれば遠慮なく申し出てください。

外来Cブロック

 外来Cブロックは内科、皮膚科、耳鼻咽喉科、放射線科の4科があります。
 コロナ渦においては内科の発熱外来を実施しています。スタッフ全員が経験豊富で、在宅療養中の患者さんが安心して生活が送れるよう、地域との継続的な看護を目指しています。救急患者の受け入れなどもあり慌ただしくなることもありますが、患者さんやご家族が声をかけやすい雰囲気づくりに努めていきたいと思います。

外来Dブロック

 外来Dブロックは主に内視鏡を用いた検査や治療、造影剤を使用したCT・MRI検査、連続血管造影検査を行っています。
 患者さんが、検査・治療を安全に受けていただけるよう、また不安が少しでも軽くなるよう配慮することを心がけています。私たちにお気軽に声をかけてください。

地方独立行政法人
岐阜県立下呂温泉病院
ビルダークリニック

〒509-2292
岐阜県下呂市森2211番地
TEL 0576-23-2222
FAX 0576-23-2223